土岐市|話題性抜群!やきもののまちで出会った、食べられる織部焼?

土岐市|話題性抜群!やきもののまちで出会った、食べられる織部焼?

岐阜県土岐市といえば、やきもののまち。

陶芸家や窯元、陶器店なども多く、道の駅には美濃焼の名前が付くほど。

そんな土岐市に、食べられる美濃焼があるとのウワサが…!

気になる真相を確かめてみたくて「お好み焼き どん(オコノミヤキ ドン)」さんへ伺ってきました。

五感で楽しむ。しあわせの黄色いコンテナハウス【お好み焼き どん(オコノミヤキ ドン)】

視線クギヅケ!パッと目をひく黄色いコンテナハウス

国道19号線、大富交差点を南東に進み、県道385号線を経由して421号線を進むと、右手にメダカ無人販売所があります。

その角を右折、右奥に見えるのが「お好み焼き どん(オコノミヤキ ドン)」さん。

混雑していなければ、車で5分程度とのこと。

鮮やかな黄色いコンテナハウスに大きく描かれたロゴ。とても目をひく外観です。

駐車場は9台分。可能なら乗り合わせをおすすめします。

目も手も行き届くL字型のカウンター席

木製のドアを開けると、厨房を囲むように造られた大きなL字型のカウンター席が14席。

厨房内もスッキリとしていて、すべての席に目も手も行き届きそうです。

卓上には2席に1枚程度の間隔で鉄板がはめ込まれています。

座ったとき、鉄板と体の間に皿を置ける程度の間隔はありますが、お子様でも手が届くくらいの距離に感じました。

お手拭きには手書きのメッセージ。

なんだかやさしい気持ちなりますね。

昼と夜とは別の顔?それぞれ楽しめるメニューが充実

店内にはメニュー表示やお知らせが掲示してあり、居酒屋のような雰囲気もあります。

昼はランチセットや鉄板料理メインの単品メニュー、夜はおつまみにもなりそうな一品料理も充実しているようです。

昼と夜とでは、店内の雰囲気もかなり違うのかもしれませんね。

少し前まで「せんべろ」なんて言葉を耳にしましたが、昼飲みしたい方向けに、昼限定ちょい飲みセットというメニューもあるようです。

完成までのワクワク感。まるで卓上のエンターテイメント

鉄板もの料理を注文すると、目の前で1品ずつていねいに焼いてくださいます。

その手際の良さや出来上がっていく様子、ジューっと焼ける音、鉄板から伝わる熱気、焼けていくときの香り…食欲を刺激します。

そして味わったときの満足感。

これは五感で楽しむ卓上のエンターテイメントのよう。

地元では有名なあの店の麵!出汁醤油がベースの焼そば

ランチセットもありましたが、今回は単品で。

●焼そば~ミックス~ 880円(税込)

具材は豚肉、イカ、エビ、ピーマン、もやし、キャベツ。火通りに時間がかかるものと、食感を残したい野菜とを時間差で炒めて麺とあわせてあります。

使用されている麺は、恵那市明智町にある圡田金商店さんの焼ソバ麺。もちもちとした食感で、地元では美味しいと評判の焼ソバ麺です。

味付けは出汁醤油がベースになっている感じで、馴染みのあるソース焼きそばとはひと味違う感じです。

+20円で塩味に変更も可能とのこと。こちらも気になります。

ランチセットだと、メインのほかに、小鉢2種、サラダ、デザート、ウーロン茶がいただけます。

メニューを拝見するかぎり、デザートの記載はありませんでしたので、デザートを召し上がりたい方はぜひランチセットを。

グラスではなく陶器のカップでいただく自家製ジンジャーエール

飲み物はアルコール以外にソフトドリンクも。

●自家製ジンジャーエール(辛口) 250円(税込)

グラスではなく、陶器に注がれています。やきもののまち らしくて素敵です。

市販のジンジャーエールほど炭酸は強くない感じで、ショウガ以外に柑橘系の果物のようなさわやかな風味も感じました。

食べられる美濃焼の正体は…

さて、食べられる美濃焼の正体ですが…。

メニューを拝見していくと、お好み焼き、焼そばのほかに、焼き物焼きのページが…。

どうやら織部、黄瀬戸、志野の3種類あるようです。

どれも気になりますが今回は

●焼き物焼き~織部~(小サイズ) 1,300円(税込)

スタート時は大サイズのみだったようですが、1人で食べきれるサイズ感のものが欲しい!とのお客様からの要望を受けて誕生したのが小サイズとのこと。

豚肉、イカ、エビ、ホタテ入りの生地をきれいな円形に整えながら、ていねいに両面焼き。

チーズをのせたら ふたをして蒸し焼き。

とろけたらグリーンの鮮やかなソースを絵を描くようにぐるぐると。

グリーンのソースの正体は、青紫蘇で作られたジェノベーゼとクリーミーソースとのこと。紫蘇の風味と、ナッツのような風味が合わさっているような感じがしました。

4分の1カットでも、持ち上げると結構なボリューム。食べ応えも抜群です。

まだまだ解明したい真相

今回注文しなかった黄瀬戸はコーン、志野は梅とフレッシュトマト。

見た目だけでなく和洋折衷な組み合わせから生まれるのがどんな味なのか?

謎は深まるばかりです。

真相究明のためにも、もう少し通ってみなければ…。

INFORMATION

店名:

お好み焼き どん

住所:

岐阜県土岐市肥田町肥田2506‐3

電話番号:

080-5574-5255

営業時間:

11:00~14:30(LO 14:00)
17:00~22:00(LO 21:00)

定休日:

木曜日(月ごとにInstagramにてお知らせあり)

一人当たりの予算:

~¥2,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
みるきぃ。

みるきぃ。

ライター

美味しいものは食べるのも作るのも大好き!好奇心旺盛で、ココロがワクワクすることにはネコのようにまっしぐら。な恵那っコ。生まれ育った東濃東部(恵那・中津川)を中心にご紹介できたらと思っています。頑張っている毎日のなか、ほんのひととき、あったかい気持ちになっていただけたらうれしいです。