
多治見市|アフタヌーンティー風!チャイといただく飲茶点心
2022年、流行語大賞にもノミネートされた「ヌン活」。
その人気は2025年になった今も衰えることなく続いていて、さまざまなホテルやカフェが特色のあるプランを提案されています。
多治見市にも、アフタヌーンティー風の飲茶点心がいただける、チャイが美味しい店があるとのこと。
チャイといただく飲茶点心…、気になります。
目次
ねこのように気ままに…。週末だけの癒し空間【茶と間 花蓮(チャトマ ホワレン)】
目印は赤い傘。自然にかこまれた隠れ家
多治見市東栄町。市街地から一歩足をのばすと、そこは自然にかこまれた空間。
川の流れる音や鳥の声、時折聞こえてくる鉄道が走る音がBGM。
「茶と間 花蓮(チャトマ ホワレン)」さんは、そんな静かな場所にあります。
目印は赤い傘。
入口に小さな立て看板はありますが、車道からは見えません。
道中、車同士でのすれ違いが難しい箇所もありますし、駐車場も広くはありません。それでも人が集うのは、花蓮さんの魅力なのかもしれません。
ねこがお出迎え!?1Fは人にもねこにもやさしい空間
入口は開け放たれた丸い穴。
そこを潜ると、砂利が敷き詰められた空間が広がっています。
木製の長イスでは、ねこがすやすやお昼寝中。
野良出身のねこで、とても気ままに過ごしているようです。
その先にはテラス席と小上がりスペース、2Fへと続く階段があります。
テラス席は川に面していて、あたたかい日にはねこも人も心地よく過ごせそうです。
ちなみにテラス席は、ドリンクのみの提供とのこと。
ねこが自由に行き来するため、うっかり人の食べものを食べてしまわないように…という配慮もあるようです。
小上がりスペースには、洋服か飾られています。
タグを拝見すると、リネンやコットンなどナチュラルな素材の生地を中心に作られているようです。肌触りも心地よく、長く愛用できそうな洋服たちは、2Fで試着や購入もできるようです。
食事は2Fで。撮影は料理のみ
フードをいただくのは2F室内席。
東洋の古民家風の内装に、扇風機や電気スタンドなど、レトロな家具や雑貨たち。どこか懐かしさを感じる空間は、飲食店の店内という感じではなく、どなたかのご自宅へ伺っているような雰囲気。
案内していただいた窓に面したソファー席からは川が見えました。
鴨が水面を行き来する姿を眺めていると、時間の流れが緩やかになったような気さえします。
花蓮さんでは、動画も含め、室内席の撮影はご遠慮いただいているとのこと。ご提供いただいたドリンクやフードのみ撮影可とのことでした。
ぜひ実際に五感で体感していただきたいな…。
和洋折衷?アフタヌーンティー風の飲茶点心
伺った時間帯はティータイム。フードがいただける2F室内席でのオーダーはセットメニューのみ。
予約制ではないとのことですが、満席であったり、提供いただくまでに時間を要するメニューもあるため、事前予約がおすすめです。
●飲茶点心デザートセット2,300円(税込)2名以上は1名2,000円(税込)
まずはグラスドリンク。この日はジャスミンティーにシークヮーサーのシロップで甘みと風味を加えたもの。
ほのかに香るジャスミンに、やさしい甘さ。これからいただく料理へのワクワクがふくらみます。
アフタヌーンティースタンドは2段になっています。
上段は点心3種。
蒸篭のふたはテーブルサーブの際に外してくださいます。
蒸篭からほわほわと上がる湯気が食欲をそそります。
それぞれに個性のある味ですが、主張がぶつかり合う感じではなく、どれも美味しかったです。
下段はデザート系。フルーツコンポート、杏仁豆腐、米粉の蒸しカステラ。
この日のコンポートはブドウ。ぷるんとしたフォルムがかわいい。
ふわふわなカステラにつるんとした杏仁豆腐…。
どれもやさしい甘さなのに、食感がそれぞれ違っていて楽しい。
ドリンクは選択制。ほうじ茶やミルクティーのような馴染みのあるドリンクのほかに、たんぽぽ穀物コーヒーや蓮ロータスティーなど馴染みの薄いものも。有機紅茶など、素材にもこだわってみえる感じがしました。
烏龍茶などの中国茶は数種あり、どれも気になりましたが、今回は美味しいと評判のスパイスチャイをいただきました。
スパイスがガツンとくる感じではなく、ほっとひと息つきたいときにいただきたいようなやさしい味。
スパイス好きな方も、少し苦手な方も満足していただけるようなチャイは、点心やデザートとも美味しくいただけました。
ねこのように気ままに…。週末だけの癒し空間
花蓮さんの営業は、週末の金・土・日。
今週もお疲れ様…。と、自身を労ったり、来週も頑張るぞ!と、英気を養ったりできる癒し空間のように感じました。
自然にかこまれた場所、目立たない看板。スペースの撮影が不可なのも、ここへ立ち寄った方たちに、日常の喧騒から解放されて、のんびり過ごしてほしいとの配慮からなのかもしれませんね。
お出迎えしてくれたねこのように気ままに。安心してお昼寝しちゃうくらい癒される空間。
ねこになりたくなったら、また伺いたいな。
INFORMATION
店名:
茶と間 花蓮
住所:
岐阜県多治見市東栄町3丁目74-1
電話番号:
0572-23-4003
営業時間:
11:00~18:00(Lo.17:00)
定休日:
月~木曜日
一人当たりの予算:
¥1,000~¥3,000
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