土岐市|予約不可。乗り合わせ必須。それでも食べたい!カレーとフレンチトースト

土岐市|予約不可。乗り合わせ必須。それでも食べたい!カレーとフレンチトースト

2023年12月のオープン当初から話題の「北海道カリー、時々フレンチトースト。tokiori(ホッカイドウカリー、トキドキフレンチトースト。トキオリ)」さん。
メニューはカレーとフレンチトーストのみ。
SNSで美味しそうな投稿を拝見するたび、食べてみたい!と、うっとり。
行動を起こすものの、タイミングが悪いのか、いつも駐車場に入れず断念…。
今回こそ!と意気込んで、開店時間前に到着。
念願のカレーとフレンチトースト、楽しみです。

カナダ、北海道、岐阜県…オーナーご夫妻の歴史とともに進化し続ける【北海道カリー、時々フレンチトースト。tokiori(ホッカイドウカリー、トキドキフレンチトースト。トキオリ)】

住宅街に佇むオシャレな一軒家

国道19号線、定林寺という交差点を北へ210メートルほど進み、右折して180メートル。左手にみえるのが「北海道カリー、時々フレンチトースト。tokiori(ホッカイドウカリー、トキドキフレンチトースト。トキオリ)」さん。

近隣にはコメリハード&グリーン土岐店さんがあります

住宅街に佇むオシャレな一軒家といった印象で、看板や駐車場のラインを見逃すと通り過ぎてしまいそうなほど、景観に溶け込んでいます。

駐車場は6台程度。あまり広くなく勾配もあるため、なるべく乗り合わせを…とのこと。

今回、開店15分ほど前に到着しました。先客はありませんでしたが、開店時にはすでに4台駐車。あっという間に満車になってしまいそうです。

子どももOK!な、大人の秘密基地みたいな空間

ドアを開け、のれんをくぐると、まずはオーナーさんが迎えてくださいます。

その場で人数を確認し、お一人様はカウンター席、2名様は2名がけのテーブル席へ…など、テキパキと案内してくださるので、ふらっと1人でも入店しやすい感じでした。

席数は17席。カウンター席とテーブル席があります。

玄関付近のカウンター席から奥は確認できませんでしたし、お客様が続々と入店されていたので、内観の画像は少なめ。

間接的な照明で明る過ぎない店内には、レトロな雰囲気の装飾があちこちに飾られています。オシャレで、なんだか大人の秘密基地みたい。

それなのに子どもNG!ではなく、SNSには、子ども用の椅子はありませんので、ベビーカーなどをお持ちください。との記載もあり、お子様連れにもやさしいお心遣いがうれしい。

tokioriさんはオーナーご夫妻お2人でのオペレーション。

水はカウンターに置いてあり、セルフサービスです。必要な方が必要な分だけいただけるので、個人的には、お客様はもちろん、環境にもやさしい素敵なシステムだと思います。

すべての始まりはカナダから…

tokioriさんを語るうえで欠かせない存在。まずはカナダ。

オーナーご夫妻が出会われたのもカナダ。

その当時、勤務されていたのはバンクーバーのローカルカフェ。人気メニュー、チキンカレーとの出会いが、tokioriさんの看板メニュー、クリーミーチキンカレーの誕生、カフェ開業へとつながったとのこと。

看板メニューがご夫妻共通の思い出から誕生したなんて素敵ですね。

北海道時代、取材殺到!大人気のフレンチトースト。それでも移転した理由

カナダから現在の土岐市で開業されるまでの間に、北海道札幌市でTHE END CAFEというカフェを10年間営んでみえたそうです。

メインはカレーですが、フレンチトーストも大人気のカフェとして、多くの取材を受けられたり、フレンチトーストをテーマにした全国誌にも掲載されていたとのこと。

どんなフレンチトーストなのか、ワクワクしてきます。

そんな大人気のカフェを岐阜県土岐市へ移転され、新たな名前でスタートされたのは、奥様が中津川市のご出身で、いつかは家族の近くに戻ってきたい!との思いからだそうです。そのエピソードをSNSで拝見し、とてもあたたかい気持ちになりました。

カレーもフレンチトーストも楽しみたい!うれしいプレミアムコース

カウンターに置かれたメニュー。

拝見すると、ルーカレー、スープカレー、フレンチトースト…と、どれもたくさんのメニューがあります。

辛さの指定とトッピングの追加もできるので、今日はどうしようかな?なんて、何度来ても楽しめそうです。

ご注意いただきたいのは、フレンチトースト単品での注文は13:00から。

13:00までは食べられないのかな…と思われる方も多いと思います。

ですがご安心ください。カレーもフレンチトーストも楽しみたい方におすすめのプレミアムコースというメニュー。

内容はカレー、フレンチトースト、ドリンクのセット選ぶカレーによって金額が変動するものの、どのカレー、どのフレンチトーストも選べるのはうれしいですね。

期間限定メニューからのレギュラー昇格!クリーミーチキンスパイスカレー

今回、どちらもいただきたかったので、プレミアムコースをお願いしました。

●プレミアムコース(クリーミーチキンスパイスカレー・ハニーレモンとクリームチーズ)2,780円(アプリ会員価格2,680円)

食べきれないかも…と心配だったので、ご飯は小にしていただきました。ご飯の量は小、中、大(+100円)特盛(+200円)。ルーやスープの大盛り(+200円)もあります。

辛さは今回、オーナーさんにおすすめされた中辛にしました。

選んだカレーはクリーミーチキンスパイスカレー

2025年3月、期間限定カレーとして提供され、人気が高かったためレギュラーメニューに昇格。

やさしい色合いに、迫力のある骨付きチキン。ふりかけられているのはカスリメティというスパイス。あまり馴染みのないスパイスですが、インドでは定番のスパイスらしです。

いつもなら苦戦するチキンの骨はずし。フォークで押さえてグイっと引っ張るのですが、tokioriさんのチキンはスルッと骨がはずれました。

皮目はパリッとしているのに、肉はほろっとしていて、チキンだけでいただいても美味しい。

ルーは看板メニューでもあるクリーミーチキンカレーとのこと。クリーミーさのなかに甘さや旨味が溶け込んでいて、あとからスパイスが効いてくる感じ。

普段あまり汗をかくタイプではないのですが、カラダのなかからじんわりとあったかくなっていくのを感じました。

フレンチトーストには地元のパンを。

フレンチトーストに使われているパンは、多治見市に店舗があるパンブティックピエニュさんのバタール。

外はカリカリ、中はトロトロ!になるよう、パンのカットをミリ単位まで調整するなど、試行錯誤を重ねられたとのこと。

美味しい料理に地元の食材が使われている…それだけで、なんだかうれしくなります。

やさしい甘さと酸味のアクセント。リピート率の高いハニーレモンとクリームチーズ

ハニーレモンとクリームチーズ

かなりリピート率が高いメニューだそうです。

皿にはロゴキャラクタ―tokioriのシルエット。こっそり会いに来てくれたのかな?

いただいてみると、やさしい甘さがとろりと口いっぱいに広がっていきます。レモンの強すぎない酸味もアクセントになって、フレンチトーストだけでいただいたときとはまた違う味。

クリームチーズ、添えられたホイップクリームとアイスクリーム…そのどれもがフレンチトーストと組み合わさることで新しい味になり、1皿で何種類ものメニューをいただいているような気分です。

完食した皿を見て、食べきれないかも…なんて心配は、美味しいものを目の前にすると吹き飛んでしまうものなんだと改めて実感しました。

お得がいっぱいのアプリ

tokioriさんには、とってもお得になるアプリがあります。そちらをインストールし、メンバー登録をすることで割引などを受けられます。気になる方はチェックしてみてくださいね。

オーナーさんのお人柄に感激

冒頭にも記載しましたが、駐車場は広いとはいえません。私事ですが、少しサイズの大きい車を運転しているため、出庫の際にほかの方の車と接触してしまうのでは…と不安になりました。

店内はほぼ満席。どうしようかと迷った挙句、オーナーさんにお声をかけさせていただきました。

お忙しいにもかかわらず「僕が見てますよ!」と、快く誘導をしてくださいました。本当にありがたかったです。

カレーやフレンチトーストの美味しさはもちろん、オーナーご夫妻のお人柄も人気店の理由なんだろうな…。

INFORMATION

店名:

北海道カリー、時々フレンチトースト。tokiori

住所:

岐阜県土岐市泉町定林寺70-1

電話番号:

090-9269-6037(テイクアウト専用回線。電話での問い合わせはできません)

営業時間:

11:00~16:00(LO16:00)
単品フレンチトーストのオーダーは13:00~
テイクアウト
最終受取18:00
(UberEATSにて受付)
平日11:00~LO16:00
土日祝14:00~LO16:00
(電話注文)
全日14:00~LO16:00

定休日:

月曜日他不定休あり

一人当たりの予算:

¥1,000~¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
みるきぃ。

みるきぃ。

ライター

美味しいものは食べるのも作るのも大好き!好奇心旺盛で、ココロがワクワクすることにはネコのようにまっしぐら。な恵那っコ。生まれ育った東濃東部(恵那・中津川)を中心にご紹介できたらと思っています。頑張っている毎日のなか、ほんのひととき、あったかい気持ちになっていただけたらうれしいです。