瑞浪市|えび好きにはたまらない!古民家でいただくえび料理

瑞浪市|えび好きにはたまらない!古民家でいただくえび料理

海に面していない岐阜県。

冷凍技術や輸送手段の発達、回転寿司店などの増加…。海鮮もわりと身近になりましたが、ちょっとした特別感を感じる方も多いのではないでしょうか? 

海鮮にもいろいろありますが、私のまわりにはえび好きの方が結構いらっしゃいます。

なんともいえない甘みや、ぷりっとした食感がたまらない!

刺身はもちろん、蒸しても焼いても揚げても美味しくいただける…など、魅力いっぱいのえびは、主役にも脇役にもなれますね。

そんなえび料理をメインにいただける古民家食堂が瑞浪市にあると聞き、伺ってきました。

風情ある古民家でいただく、海なし県で育ったえび料理【海老清(エビセイ)】

瑞浪ICから車で2分。近くにはお子様の遊び場も…

瑞浪市明世町。「海老清(エビセイ)」さんは、中央自動車道 瑞浪ICから車で2分程度。岐阜県道352号線沿いにあります。

近くにはサイエンスワールドや瑞浪市民公園などもあるので、お子様と遊びに来られた際に立ち寄るのにも最適な立地ですね。

駐車場は店舗横。その日は駐車場内にタープテントが張られていました。10台程度のスペースとのことですが、平日だったからか、余裕をもって駐車できました。

入口には大きな布製の看板。こちらは352号線に面しているので、伺う際の目印になりますね。

 

海なし県民には新鮮なディスプレイ。やさしい光が差し込む古民家

店内に入ると、正面には紀州・和歌山と描かれた大漁旗。海なし県民には新鮮です。

なぜ和歌山県なのか…。気になるところです。

ワンフロアに、4人卓のテーブル席が目に入っただけでも5卓全部で34席あるとのこと。間隔もわりと広めで、ゆったりと過ごせそうです。

古民家というと少し薄暗い空間をイメージをされる方も多いかと思いますが、大きな窓からやわらかい光が差し込み、とても明るい印象を受けました。

 

えびメニューだけじゃない!昼飲みや肉が食べたい方にも配慮したメニュー

メニューを拝見すると、定食系はもちろん、サラダや田楽のような一品料理に至るまで、ほとんどのメニューにえびが使われています

そのなかで1品だけえびがメインに使われていないメニューが…。飛騨牛カレーです。複数名で伺った際、どうしても肉が食べたい!という方がみえても安心です。

飲み物は自家製ジュースにアルコール類。一品料理をつまみに、昼飲みしたい方にもうれしいですね。

 

比較的安価でいただけるワケ

価格はえび料理のイメージからすると、比較的安価に感じます。もしかすると、えびがものすごくちょっとだけなのでは?と不安になられる方もいらっしゃるかもしれません。

ご安心ください!後述致しますが、しっかりえびは使われていました。

ではなぜこの価格帯で提供いただけるのか?

それは海老清さんが「きよら海老」というえびを陸上養殖されているHighland Powerさんのアンテナショップだから。

養殖場も瑞浪市内にあるとのことで、輸送コストも抑えられています。価格もそうですが、海鮮を新鮮な状態でいただけるのは、海なし県民としてはうれしいところです。

 

海も山も味わいたい方にぴったりな四季彩御膳

今回、複数名でお伺いしたので、定食系をいろいろシェアしていただきました。

まずはこちら。

●四季彩御膳 1,500円(税込)

えびフライをメインにした松花堂御膳。サラダにもえびがトッピングされています。

山菜もたくさん使われていて、海の恵みと山の恵みのコラボレーションがうれしいですね。

 

えび天のイメージが変わる?ごはんがすすむ天丼

●きよら海老と野菜の天丼 1,500円(税込)

えび天というと、大きくて真っ直ぐなえびをイメージしますが、こちらはひと口サイズでフリッターのようにくるりとしています。

ぷりっとした食感に濃い目のたれがしみていてごはんがすすみます。

 

大漁旗の謎も解けた贅沢な丼

●海老と紀州和歌山産本マグロのネギトロ丼 2,500円(税込)

丼のふたを開けてびっくり!えびがこんなにたくさん

生食用のえびは2種類のように見えました。刺身のほかにボイルしたものもトッピングされていて色鮮やか本マグロのネギトロはトロと赤身が使われているとのこと。なんとも贅沢な丼です。

本マグロは和歌山産。和歌山県串本漁港直送の鮮魚がいただけるのは現地の漁業組合と提携されているからだとか。

大量旗の謎も解けましたね。

醤油さしも空間の雰囲気にぴったりで、とてもなつかしい気持ちになりました。

 

冷凍技術も輸送手段も発達した現代だけど…

冷凍技術や輸送手段などが発達した現代。海なし県でもわりと新鮮な状態で海鮮をいただけるようになりました。とはいえ、やはり現地でいただくものとくらべたら、多少なれど味は違ってくるかと思います。そんななか、地産地消で新鮮なえびをいただけるなんて思ってもみませんでした。

それがかなう海老清さん。海なし県で育ったえび料理、ぜひ一度ご賞味いただきたいな。

INFORMATION

店名:

海老清

住所:

岐阜県瑞浪市明世町戸狩351-2

電話番号:

0572-68-7708

営業時間:

11:00~14:00(L.O.13:30)

定休日:

月曜日・火曜日

一人当たりの予算:

~¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
みるきぃ。

みるきぃ。

ライター

美味しいものは食べるのも作るのも大好き!好奇心旺盛で、ココロがワクワクすることにはネコのようにまっしぐら。な恵那っコ。生まれ育った東濃東部(恵那・中津川)を中心にご紹介できたらと思っています。頑張っている毎日のなか、ほんのひととき、あったかい気持ちになっていただけたらうれしいです。