多治見市|老舗が誇る!タレと五感を満たす鰻の蒲焼き!

多治見市|老舗が誇る!タレと五感を満たす鰻の蒲焼き!

今年は残暑が厳しいですね。

土用の丑の日だけでは暑さは乗り切れないかもしれません。

今回は、そんなスタミナをつけるのにぴったりの老舗、多治見の名店「うなぎや」さんへ。

安政六年(1859年)創業という歴史あるお店でいただくうなぎは、外はカリッ、中はふわっ。

忘れられない一杯でした。

今年の夏、ラストチャンスに、ぜひ一度足を運んでみてほしくご紹介します。

時を超えて愛され続ける多治見の名店『うなぎや』

蒸して“ふっくら”直火で“カリッと”

みなさん、鰻の焼き方が地域によって異なるのをご存知でしょうか?

関東では、一度蒸してから焼く“ふっくら系“が主流ですが、ここ多治見の【うなぎや】さんでは、蒸さずにそのまま焼き上げる“直火焼き”外はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシー。まさに焼きの妙技が光る逸品なんです。

多治見にある「うなぎや」さんは創業はなんと安政六年(1859年)という老舗。150年以上にわたり、代々受け継がれてきた秘伝のタレに、丁寧に捌いたうなぎをくぐらせ、備長炭の遠火でじっくりと焼き上げるスタイルは、まさに伝統と技の結晶。

仕上がったうなぎは、ツヤツヤに炊き上げられたご飯にのせられ、見た目にも美しく、食欲をそそること間違いなし。その香り、その食感、その味わいを求めて、全国から美食家たちがこのお店を訪れているのも納得です。

香りが導く、老舗の入口

そんな名店【うなぎや】さんは、その外観からも老舗の風格が漂っています。

まるで旅館にでも来たかのような、上品で落ち着いた佇まいが目に飛び込んできます。どっしりとした塀に掲げられた木枠の看板には、味のある筆文字で「うなぎや」。その字体からも、お店の歴史と誇りが伝わってくるようです。

派手さはないけれど、丁寧に積み重ねてきた年月と職人のこだわりが、外観からじんわりと伝わってくる…。そんな「うなぎや」は、期待を胸に暖簾をくぐるのが、もうたまらなく楽しみになる一軒です。

そしてお店の近くまで足を運ぶと、さらに五感を刺激する演出が待っています。

まだ店舗の姿が見えないうちから、ふわっとただよう香ばしく甘い香りが鼻をくすぐり、「あ、もうすぐだ…」と自然と心がそわそわしてくる。まさに“香りでわかる名店”という言葉がぴったり。

炭火と秘伝のタレが織りなす芳ばしい香りのハーモニーは、まるで空気全体が食欲を誘ってくるようで、心の奥底から「早く食べたい!」という衝動が湧き上がってくるのです

まるで別世界

「うなぎや」の暖簾をくぐり、扉を開けてまず驚かされるのが、静けさと美しさが共存するこのエントランス。

高い天井から吊るされた独創的な和紙の照明が、やわらかな光を落とし、空間全体をふんわりと包み込んでくれます。壁には障子風のデザインライトが美しく並び、まるで料亭のような洗練された和の空間に、一瞬で心が整っていくような感覚に。

外の喧騒とはまるで別世界。ここに来たからこそ味わえる、ゆったりとした時間の流れが、これからいただくうなぎへの期待をさらに高めてくれます。

店内は、昔ながらのお座敷かな?と思いきや、畳の上にもテーブル席が設けられていて、足を崩さずに食事ができるスタイル。小さなお子さんからご年配の方まで、誰もが快適に過ごせる空間になっていました。

 

創業160年超え!名店「うなぎや」で味わう、うな重体験

さて、お楽しみのメニューはこちら!

「うなぎや」さんでは、うな丼とうな重の違いは“器だけ”とのこと。お値段も同じというから驚きです。なんだかその違いが気になって、今回は迷わず“うな重”を選んでみました。笑

○うな重   (4,100円)

外はパリッ、中はふわっ…極上のうな丼体験

箸を入れた瞬間、外側の皮はパリッと香ばしく焼かれていて、その奥からふわっとやわらかな身が顔をのぞかせます。中には、うなぎの旨味がぎゅっと閉じ込められていて、ひと口食べた瞬間、まるで時間が止まったかのような衝撃。気が遠くなるほどの美味しさに、思わず無言で食べ進めてしまいました。

「これは、美味しいなぁ…」としみじみ思いながら、気づけばお茶碗は空っぽ。あまりの美味しさに、山椒をかけるのをすっかり忘れてしまったほど。香ばしい香りと甘辛いタレのバランスも絶妙で、最後のひと粒まで堪能できる、まさに至福のうな重でした。

これはもう、間違いなくリピート確定です。また絶対に食べに行きたい…!

 

母も子も笑顔になる、家族に優しい老舗の味

ちなみに「うなぎや」さんには、お子さま用の子供丼も用意されていて、うなぎデビューにもぴったり。わが家の子どもも、ふっくら香ばしいうなぎに夢中でパクパク。思わず笑顔になるほどの美味しさだったようです♪

子どもがしっかり自分の分を楽しんでくれたおかげで、母である私も遠慮することなく、ゆっくりと自分のうな重を味わうことができました。

「家族みんなで美味しいうなぎを囲める」——そんな時間が過ごせるのも、このお店の大きな魅力です。

 

余韻まで美味しい…多治見の「うなぎや」

香ばしい香りに導かれてたどり着いたのは、創業安政六年(1859年)、多治見が誇る老舗「うなぎや」。備長炭で丁寧に焼き上げる直火焼きのうなぎは、外はパリッと香ばしく、中はふわっとジューシー。代々受け継がれてきた秘伝のタレが染み込み、ご飯との相性も抜群です。お店の外観は、まるで旅館のような落ち着きある佇まいで、扉を開けるとそこは別世界。美しく整えられた和の空間が広がり、非日常のひとときが始まります。さらに、子ども向けの「子供丼」も用意されており、うなぎデビューにもぴったり。子どもが自分の丼を楽しめるからこそ、母もゆっくりと贅沢な一杯を堪能できます。老若男女問わず、家族みんなで美味しい時間を共有できるのも、このお店の大きな魅力。五感で味わう極上のうなぎ体験、ぜひ訪れてみてください。

INFORMATION

店名:

うなぎや

住所:

岐阜県多治見市広小路2丁目27

電話番号:

0572-22-3596

営業時間:

午前11:30~13:45
午後17:00~18:30

定休日:

月曜日・火曜日
(祝日は営業)

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
あいり

あいり

ライター

多治見生まれの多治見育ち30歳。東濃を愛してやまない2児のママ。皆さんの“知りたい”をより多く発信していけるよう、ランチにスイーツ,ママに嬉しいお得な情報を盛りだくさんにお届けしたい!たくさんの人と東濃愛を共感できたら嬉しいです。