恵那市|宿場町に恋して 大井宿と大井ダムふらり1人旅

恵那市|宿場町に恋して 大井宿と大井ダムふらり1人旅

 宿場町って興味はあってもまだ行った事はない。敷居が高そう。そういう方も多いのではないでしょうか?趣のある街並を自分のペースでふらりと散策。疲れたらベンチに座るもよし。自分のペースで宿場町ならではの空気感を味わう。そんな宿場町の楽しみ方もありますよ。今回の舞台は中山道大井宿。比較的短い距離ですので、どなたでも探索しやすいエリア。宿場町探訪のスタートとしては、ピッタリな場所です。

 宿場町から知るその土地の風土や歴史を学ぶ旅

まず向かうのは、恵那観光協会。

 JR恵那駅に着くとまず真っ先に向かうのは恵那市観光協会。

INFORMATION

店名:

恵那市観光協会

住所:

〒509-7201 岐阜県恵那市大井町286番地25

電話番号:

0573-25-4058

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

こちらでまず大井宿探索マップをゲット。その他にも必要な情報をこちらで集めておくと、より効率よく動けます。大井宿で抑えるべきマストポイントなどを受付けの方に教えてもらうのもいいかもしれません。

いざ大井宿へ

 観光協会で手に入れたマップ片手に大井宿へ向かいます。大井宿の町並みは横町と本町そして堅町それから茶屋町と橋場の町はずれで直角に曲がっています。こう書くと広いエリアを訪ね歩くと思われるかもしれませんが、そんな事はありません。少し歩くと急に直角に曲がる場所があって、歩いていくと面白いですよ。宿場町には枡形がある所も多いですが、6つもあるのは珍しい地形。大井宿が枡形の地形になったのは①敵が攻め込んだ時に勢いをそぐため。②直角に曲がっているとより多くの建物を立てやすいためと2つの説があるそうです。欄干には広重の浮世絵が・・・。他にも気になるスポットは個人的に抑えておきました。

宿場町を感じる

 地図を片手に大井宿を歩くと、途中で気になるものを次々と発見。宿場町巡りの道中たまたまお話を聞かせてもらった方から、大井宿の見どころポイント4つを教えて頂きました。

①中山道広重美術館

現在企画展も開催されていた美術館。美術系芸術系に興味関心のある方はぜひ。こちらはタイムアップで回り切れず。

INFORMATION

店名:

公益財団法人中山道広重美術館

住所:

〒509-7201 岐阜県恵那市大井町176-1

電話番号:

0573-20-0522

営業時間:

9:30~17:00 (入館は16:30まで)

定休日:

月曜(祝日を除く) 祝日の翌日(土日・祝日を除く)、年末年始

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

②明治天皇大井行在所(めいじてんのうおおいあんざいしょ) 

INFORMATION

店名:

明治天皇行在所

住所:

〒509-7201 恵那市大井町80番地1

電話番号:

0573-25-7101

営業時間:

9:00~17:00

定休日:

火曜日(祝日を除く)、年末年始等 ※火曜日が祝日の場合は翌日

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

③中山道ひし屋資料館

INFORMATION

店名:

中山道ひし屋資料館

住所:

〒509-7201 岐阜県恵那市大井町60番地1

電話番号:

0573-20-3266

営業時間:

9:00~17:00(入館は16:30まで)

定休日:

月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月28日~1月3日)

一人当たりの予算:

入館料 ¥200

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

そして④本陣跡がザ・定番だそう。本陣跡は外をぐるっと散策するだけで、中には入れませんので要注意!私は③中山道ひし屋資料館にお世話になりました。中に撮影禁止と書かれた紙が貼ってありました。記事内には写真載せていませんが、是非とも訪れてほしいポイント。設計や建築に興味ある方は、長い時間ここで見学したら参考になると思います。日本史の教科書に載ってた話が目の前に広がる場所。資料館の中には書院造あり欄間の彫り方の技法も、現代ではあまりお目にかかれないものです。とにかく貴重なスポットの目白押し。②明治天皇大井行在所は残念ながら休館その代わり中山道ひし屋資料館でかなりこちらの施設の補足説明をしていただきました。

 大井宿周辺には、趣のある建物が多数存在しています。歩いていると地主さんではないかと思うような立派なお家もあってすごく素敵でした。宿場町近辺は景観が統一されていて色味も黒を基調とした落ち着いた外観。調和の取れた空間にいると、なんだかとても心地よい。最近ではこういったどっしりした日本家屋は、どんどん減ってきてますよね。洋風な雰囲気の住宅も良いですが、ザ・日本のお屋敷という建造物を多く見かけると安心します。街に守られているような懐かしいような不思議な感覚に包まれました。歩き疲れたのなら街中にある誰でも休める休憩所で足を休めるのもよし。

 

 恵那は宿場町から離れると小売店が立ち並ぶ場所もあって、また雰囲気ががらりと変わります。疲れたらお店の中に入って、水分補給したりしばらく甘いものを食べるなど。そういう場所もあります。私はスーパーで小休憩。ソフトクリームを食べました。恵那でたまたま見かけた電話ボックスのつくりも洒落てる。こういう電話ボックスのデザインは、初めてみました。木を使ったデザインは、和みます。

夕食はますき神明店みむらであんかけパスタを

INFORMATION

店名:

ますき神明店みむら

住所:

岐阜県恵那市長島町中野1-10-7

電話番号:

0573-25-0361

営業時間:

11:00~14:30 17:00~21:00 (ラストオーダーは閉店時間30分前)

定休日:

月曜日 (祝日の場合は営業し、 翌日振替休業)

一人当たりの予算:

¥1000~2000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

恵那に泊まる

 恵那の街を散歩した後は宿へ。恵那駅まで送迎に来てもらい、今夜の宿へ向かいます。本日宿泊する宿は民宿よしだやさん。民宿よしだやさんは恵那駅から徒歩で行くには時間がかかります。宿の方に恵那駅まで迎えに来てもらった方が、よろしいかと思います。もし朝食抜きのプランで宿泊の場合は、宿に向かう前に必ず忘れずに翌朝の朝食を確保しておいて下さい。

 

 お部屋の中はこんな感じ。キレイで広い室内。一人で泊まるには広すぎるほど。館内にあるラドン鉱泉の温泉には24時間入れます。私はチェックインして一度入り、翌日朝風呂をしました。特筆すべきはこのお宿は大井ダムに近い。近すぎるくらいに近いです。大井ダムの様子はこちら。写真で見る以上にド迫力があります。木曽川の流れも速くて水の音が力強く聞こえてきます。お楽しみの翌朝の朝ごはん

 

 ダム見学などはTV番組の企画でもよくお見かけしますが、ダムのすぐ側に宿泊するという経験はなかなか出来ません。とにかくダムが好き。ダムに抱かれながら寝泊まりしたい。そんなあなたにおすすめの宿。私が宿泊した部屋からも、普通にダムの景色が眼前に・・・。ダムフリーク必見です。写真や文章では、この感覚はお伝えする事が大変難しいです。ダム巡りが趣味な方には、堪らないロケーション。これぞ究極のアクティビティ。

INFORMATION

店名:

民宿よしだや

住所:

〒509-7209 岐阜県恵那市笠置町746−1

電話番号:

0573-27-3507

一人当たりの予算:

¥6000~7000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

 

旅の振り返り

 チェックインする頃の夕方には虫の鳴き声。朝は鳥の鳴き声がして、まだ涼しい時間帯には宿付近をふらっとお散歩。恵那市は宿場町あり、住宅街あり、ド迫力ダムありと場所によっては全く違う顔を見せる面白い町でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WRITTEN BY
タケムラ

タケムラ

ライター

陶器が大好きで、東濃地方にしばし出没中。皆さんに興味を持ってもらえるような記事が書けるように一生懸命頑張ります。